チャンピックスやノルアドレナリンなどの神経伝達物質

テレビCMや様々な広告を通して禁煙外来について見かける事も多いでしょうが、禁煙外来では禁煙の成功率が90%を超える経口禁煙治療薬の「チャンピックス」を勧める医師が多く、喫煙歴や喫煙本数などの条件をクリアすれば保険対応でチャンピックスが処方されます。
チャンピックスは先発医薬品に分類されている禁煙治療薬の一つですが、ヘビースモーカとして知られる有名芸能人もこの治療薬で禁煙に成功している事から大きな話題を集めている治療薬なのです。
そんなチャンピックスには従来のパッチタイプやガムなどの禁煙補助薬とは違ってニコチンは入っておらず、脳内でニコチンと似たような作用を持つ成分が配合されているのですが、この成分がニコチン受容体と結合する事で本来ニコチンが受容体と結合した時の神経伝達物質のドーパミンの放出量を抑える事ができるので、ニコチンが切れた時の不安やイライラを抑える事が可能なのです。
またチャンピックスはニコチンが受容体と結合するのを防ぐ働きもあるので、もし禁煙中に喫煙してしまってもタバコが美味しくないと感じさせる効果も期待できる禁煙治療薬なのです。
私達の脳内ではノルアドレナリンやセロトニン、ドーパミンなどの神経伝達物質がバランスよく機能する事で安定しているのですが、タバコがなかなかやめられないニコチン依存症の人達に関しては、記憶や集中などを司るノルアドレナリンなどの神経伝達物質によって安定している脳内のバランスを崩してしまうので、禁煙するとストレスが溜まる仕組みになってしまうのです。
ですからチャンピックスの効能によってノルアドレナリンなどの神経伝達物質による脳内のバランスが保たれて、タバコを無理なくやめやすい状態に導いてくれるのです。
またチャンピックスの副作用について飲酒行為自体は問題ありませんが、深酒は副作用が可能性があるので適量の飲酒を心がけるようにしましょう。